物が捨てられない人、がらくたを溜め込んでしまう人には実は大きく分けて3つの傾向があります。
もちろんきっちり分けられるわけではなく、重なっている部分もありますが、あなたが捨てられない人であればどの傾向が一番強いか見てみるといいかもしれません。
それでは3つの傾向を見ていきましょう。
タイプ別捨てられない人
「現実逃避型」
このタイプは日々忙しくて物理的に時間が取れないために片付けに向き合うことができないタイプ。
家にいるのが嫌だとか、散らかっているから家に居たくないという悪循環にも陥りやすい。
家を片付けるための最低必要条件である「家にいること」ができないのがこのタイプ。
「趣味の時間」「ランチ」「習い事」・・のような活動的な主婦のほかに仕事が忙しく、夜も飲みに行って帰宅が遅いといった男性にもよく当てはまります。
本人は自覚していなくても実は忙しいから家に居ないのではなく、家に居たくないから外に出ているという場合もあります。
「過去執着型」
古いアルバムや過去の栄光であるトロフィーや賞状など過去のものを捨てられずにとっておくタイプ。
過去の幸せだったころへの執着が強く、現在の現実に目を向けたくないという人もおり、前述の「現実逃避型」と重なる人も多い。
このタイプの片付けには非常に時間がかかります。
一つ一つのものに思い入れがあるために、何かを片付けるごとに昔の思い出に浸って全く進まないということも。。
もちろん過去の思い出を大事にすることは悪くないですが、今を生きるというより過去に生きているという感じのタイプの人が多い傾向があります。
「未来不安型」
いつか起きるかもしれないという未来への不安に投資してしまうタイプ。
ティッシュや調味料など日用品を必要以上にストックしてしまうなど、なくなることに不安を感じてしまう。
このタイプは「起きるかどうか分からないそのものがなくなったときの未来」を妄想して非常に不安になります。
そして、スーパーなどで安く売られているのを見ると「今買わなかったら損をする」と思いこみ、結局家のあちこちに大量の使いきれないストックを溜め込んでしまうという傾向があります。
失ってしまう未来の自分に非常に不安を感じてしまうのです。