子育て中はただでさえいろいろと忙しくてやりたいことがなかなか進まないのに、片付けや掃除も思うようにできないというママ多いですよね。
さぁ片付けを始めようと思ったら赤ちゃんが泣き始めたり、洗濯物を畳むそばから全部ひっくり返され、こっちを片付けたらあっちでジュースをこぼしていたり・・カオス!(泣)
そんな感じでなんでも中途半端に中断してしまうことも多いのでそれがストレスに感じることも。
ところが、同じように子育てをしているにもかかわらず、いつ行ってもきれいに片付いている家ってありませんか?
いったいそういうおうちはどういう工夫をしているのか、今回は子育て中の片付け事情をお伝えしていきたいと思います。
子育て中は家が散らかるのは当たり前
子育て中の片付けは大変!
子育てしながら片付けをしたり、掃除をすることは本当に体力を使うし、ましてや普段外で働いているママなら時間もなくて本当に大変です。
朝、こどもたちを送り出した後に片付けができる時間があればまだマシ。
でも、こどもたちを保育所や幼稚園に送り出した後に、ママ自らも仕事に行かなければいけない時は散らかった部屋のまま行かないと行けなかったり、仕事から疲れて帰ってきたら部屋の散らかりでさらにドッと疲れが増しますよね。

なんとか片付けられても、こどもたちが帰ってきたらおもちゃをひっくり返して、せっかく片付けたのに!!と毎日同じことの繰り返し・・。
そして子どもたちが寝てから片付けようと思ったら疲れて、寝かしつけで一緒に寝落ちしちゃう。なんてこともありますよね。
子育てしながら、家事や仕事をするのは本当に大変なのです。
イライラしてしまう原因は?


イライラするのはあなたがせっかくがんばったことを散らかされることで台無しにしたと思っているからかもしれません。
「せっかく○○してあげたのに!」というのは見返りを求めているようなもので仇で返されるような感覚になってイライラしてしまうのです。
また育児の疲れや人間関係が原因でイライラしていても、それとは思わず片付かないのが原因と思っている可能性もあります。そういう場合はイライラの負のスパイラルに入っていることもあるので、イライラの本当の原因を知ることも必要です。
こどもがいても綺麗な家の秘密
物が少ない
子育て中のはずなのにいつ行ってもすっきりしている家というのはやはりなんといっても「物が少ない」家。
そういう家はクローゼットを開けてもとてもすっきりしていて無駄のない生活をしているのがよくわかります。
物が少ないと、物の把握もしやすいために探し物の時間がなくなったり、余計なものを買うことがなくなり、好きなものや必要なものだけを置いてとても暮らしやすい生活になっていきます。
片付けやすい環境になっている
物が少ない家になると片付けもしやすい家になるということ。

だから、ママが頑張らなくてもお片付けが簡単でゲーム感覚で片付けができるので、とても楽に見えます。
クリスマスや誕生日におもちゃがどんどん増えて困るという家は、季節ごとにこどもとおもちゃの見直しをしていくのもいいですね。
忙しいママが今からできること
要らないものを捨てる
おそらく、片付けるのが大変になっているのは、あなたの家に物が多すぎるからなのです。
うちはこどもがたくさんいるから仕方がない、と思っているおうちでもよく見るともう着ることのない服や壊れて遊ぶことのなくなったおもちゃ、押入れの奥にずっと入りっぱなしのものなど捨てられるものを溜め込んでいることが多いのです。
まずは小さな範囲からで構わないので、全部出して、要らないものを徹底的に処分していきましょう。

サイズアウトした子供服も「いつか誰かにあげるかも」と取っている場合も、本当にそういう機会があるか考えてみましょう。そして、そういう機会がないと思ったら思い切って捨てる。
物がなくなると一気に片付けやすくなります。
こどもも一緒に片付けられる環境づくり
育児中は散らかるのは当たり前と割り切って、「片付いた」家から「片付けやすい」環境づくりにすることを目指しましょう。
イライラしないためにも、あなたが全て片付けるのではなく、こどもが自ら片付けられるようにしていくことが大切です。
でも、こどもに片付けなさいと言っても片付けられないのは当たり前。
なぜなら、片付け方が分からないからです。野球のやり方が分からないのにバットを持たされて「ヒットを打て」と言われているようなものです。
まずは一緒に片付けて、それから徐々にこどもひとりでも楽しみながら片付けられるようになっていくのが理想です。
そのためにもあなたの家のこどもの片付け環境を見直していくことも大切です。
見直すポイントとしては以下のものになります。
片付け見直しポイント
片付けやすさ・・しまうところが高すぎないか、収納場所が複雑じゃないか
→収納ボックスを3~4つくらいにしてラベルで大まかに分ける
声かけ・・せかしすぎていないか、叱っていないか
→こどものやる気をなくすような声かけをしないように気を付ける、褒める。
片付ける時間・・いつ片付けをするのか
→寝る前の10分は片付けタイムにする。etc..
これらのことを見直し、「我が家のお片付けルール」として紙に書いてポスターにするなどして、こどもと共有してやっていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
子育て中の片付けは本当に大変だからこそできる限りの工夫をやるのが、逆に楽になるコツです。
まずはモノが多すぎる場合はいらないものを捨てて、お子さんと一緒に片付けができるような環境づくりをしていきましょう。
子育て中でもいつもきれいなおうちはその点ができているハズ。
