家を片付けたいのにどうしても片付けられない人のひとつの特徴として、物を捨てられないということがあります。


あなたももしかしていつまでも過去に生きる女になっていませんか。
今回はあなたの物を捨てられないその理由とその対策を3つに分けて、どうしたら物を捨てられるようになるのかをお伝えしていきます。
そして過去への執着や未来への不安と捨てられないこととの関係とは?
これさえ分かれば、片付けを通してあなたの新しい未来が切り開かれるはず!
どうしたら捨てられる?捨てられない3つの理由と対策
「もったいない」から捨てられない
物を捨てられない理由のひとつでよくあるのが、そのうち使うかもしれないので捨てるのがもったいないというもの。
結婚式用に買ったワンピースや普段使いが難しい高価なアクセサリー、修理すれば使えるという家電、積みあがった本、テレビショッピングにまんまと乗せられて買ってしまった健康器具など・・
せっかく高いお金を出して買ったものだから捨てるのはもったいないという心理が働きます。
また、購入した時にもらった紙袋や包装紙も「そのうち使うかも」と思ってクローゼットに溜め込んでしまっていることありませんか?
実はこれが未来への不安。
もし捨ててしまったらいざ使うときに困ったり、また買うお金がもったいない・・。と心配になるのです。



このように使わないのに「もったいない」とか「いつか使うかも」だけで取っておいても、いつまでも片付くことはありませんし、逆にそれがあるために家がごちゃついて不便ならば本末転倒。

「思い出」だから捨てられない
旅先で購入したお土産、何かの記念品、昔友人にもらったプレゼント、学生時代に使っていたノートやこども作品など、思い出のものはなかなか捨てられないですよね。

ひとつひとつのものに思い入れがあればあるほど、捨てるのが難しくなるのも分かります。
また、昔の恋人にもらったものも捨てられなくてズルズルと思い出を引きずり、次の恋に進めないという人もいます。
でもそれは過去へ執着しつづけている証拠。

過去を引きずってなかなか捨てられないという人は、あえて一旦その思い出としっかりと向き合ってみるというのも有効です。
そしてひとつひとつの「楽しかった出来事」や「悲しかった出来事」を思い出しながら「今までありがとう」という感謝の気持ちを込めてお別れしていきましょう。
感謝の気持ちと一緒に手放すことで、案外気分がスッキリして次に進もうという前向きな気持ちがうまれてきます。

また子どもの作品も学期ごとに山のように持って帰ってくると、作品がたくさん増えすぎて困ることも。
そういう場合は、季節ものの作品はしばらく家でも飾ってその後は写真に撮って残すというのが一番簡単です。
あまりかさばらないお絵かき帳や保育園の連絡ノートなんかはひとつだけ思い出箱を作ってタイムカプセル的にあえて残すというのもありですね。
「罪悪感を感じる」から捨てられない
物を捨てたいけど捨てられないという理由にこういう罪悪感を感じていませんか。
「プレゼントしてくれた人に悪い」
「貧しい国の人は困っているのに悪い」
「作ってくれた人のことを考えると悪い」
確かにまだ使えるものを捨てるときに罪悪感を感じるのは分かります。
実は物を捨てるときに罪悪感を感じるのは根が真面目な人が多いのでいろいろ考えてしまい、捨てたくても捨てれなくなってしまうのです。
でも罪悪感を感じるから捨てられないとはいえ、今のあなたにはそれは要らないものなのですよね?
罪悪感を感じてしまう場合は「ごめんなさい。もう無駄な買い物はしません」と捨てようとしている物に対して謝るというのも一つの手。

また全然使えるというものは人に譲ったり、リサイクルに出したり、ユニクロやH&Mのように着なくなった服を回収して貧しい国に寄付するという方法もあります。

大事なのは今
あなたにとって大切なのは過去でしょうか。
違いますよね?
まさに今であり、これから来る未来が幸せになることの方が大事なはずです。
いつか使うかも思ってもそれは今のあなたには要らないもの。
将来について余計な心配をするよりも今を大切に楽しんで生きる方が何倍も得です!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「もったいない」「思い出」「罪悪感」というのが物を捨てられない主な理由だということが分かりましたか。
大事なのは今。
必要になったときにまた用意すればいいのです。
そしていつまでも過去の思い出や物に執着していては先に進むこともできません。
過去は大切だったものや思い出も、今必要なければ捨ててしまった方が気分がスッキリして前向きな気持ちになれたりするものです。
きちんと感謝の気持ちを込めて手放せば罪悪感もあまり感じません。
